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藤沢実果の世界の街角から ~アメリカ旅行記~

実は、この国には一生行くことはないんじゃないかって、 そう思ってました。

アメリカ、という国にはなぜか興味がわかなくて 今までの旅でも、どこに行こうと思うとき いつもアメリカという国が 私の心に浮かんでくることがなかったんです。

だから、今回この旅でアメリカに行くことになったとき、 なんだかとても不思議な気がしました。 南米に行きたくて、そのために通過する国、というよな そんなイメージで降り立ったアメリカは 私の今までのイメージをすぐに変えてくれました。

この国で学んだのは、当たり前のようにあるHelp the othersの心の持ち方。 大きな国だから東と西でぜんぜん人の感じも文化も違うのですが、 でもなぜか共通しているのは人に対してとっても思いやりがある気がするのです。

「誰かのためにいいことしている」って思うことは、 昔からあまり私は好きでなかったのですが、

でもアメリカで出会った人一人一人から、 出会った団体一つ一つから、 誰かのために、社会のために何かをするのって当たり前のことよね? という気持ちが伝わってきました。

ホームレスの自立支援をするレストラン、FareStart。 ここではホームレスが調理もサービスも行います。 サービスもとっても感じがよくて、幸せな食事の時間がすごせるこのレストラン。 実は、全米の有名シェフがスキルを提供して、 ほんとにおいしい食事に毎日近所のビジネスマンが訪れます。 彼らは 「ホームレスのためになるから」ではなく 「おいしいから、素敵な雰囲気だから」 ここを訪れます。

このレストランを通じて、彼らは職業訓練をし、(しかも16週間宿も食事も無料提供) 各地のレストランなどに羽ばたいていきます。 この仕組みを支えているのは、 「善意」ではなく、「当たり前に支えあう」気持ちのような気がします。

先日、いわゆる「いまどきの若者」と町を歩いていたとき ホームレスの人が話しかけてきました。 彼と親しそうに話をする友人に「知り合い?」と尋ねると、 「うん、この前『食事代もないからお金がほしい』って言ってきたんだ。 お金は上げられないけど自分もおなかすいてたから 食事を二人で食べたんだよ。」と。

彼は決して「いわゆるボランティア活動」などをするようなタイプでなく、 もっとゲームやお酒など遊ぶことが好きなタイプ。 でもそんな彼が当たり前のようにホームレスの人と食事をして、 普段から仲良く話しているのを目の前にして なんだか目からうろこが落ちるような気がしました。

こんなにも当たり前に社会の現実を受け止めて 自分ができることを当たり前にしているなんて。

アメリカでは、道を聞いても、アポなしで団体を訪ねても、 当たり前のように親切に案内してもらうことばかりでした。

あるニューヨーカーはこういいました。 「ニューヨークはみんなが集まる町で、 誰一人としてマイノリティにもマジョリティにもならないんだ。 最初はみんなが初めてで、誰もが次に来るはじめての人を助ける。 だから心配しないで誰にでも頼ってみて。」と。

もしかしたら、もっと大きく考えたとき、 アメリカは移民の町だから、アメリカにもともと住んでいた人じゃない人が たくさんいるから、 だから当たり前のように親切に、人を大切にできるのかもしれないなぁ。と。

いくことのないと思っていた国から 人を助けるとか助けないとか、そういうんじゃなくて、 当たり前に支えあうことを学んだ、 そんな気がしたのでした。


 

Profile

藤沢実果

旅の目的
「140文字で世界は変わる。」本気でそう思っています。この旅は世界中の夢を、みんなの力を借りて叶えにいく旅です。twitter、ブログ、動画を通して、みなさんと世界の夢をつなげます。みなさんの少しの「できるよ」、私に貸してください!
旅の経由
アメリカ ⇒ エクアドル ⇒ ボリビア ⇒ ガーナ ⇒ トーゴ ⇒ ブルキナファソ ⇒ マリ ⇒ イスラエル ⇒ トルコ ⇒ インド ⇒ バングラデシュ ⇒ タイ ⇒ カンボジア ⇒ インドネシア
出発前インタビュー
みんなの夢を叶える為、世界を旅するバドラー・藤沢実果さん
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BADO! - 旅でチェンジメーカーを -
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